アイシングは、基本的には全身のあらゆる部位が対象といえます。ここでは、傷害に対する主なアイシングの部位を急性、慢性に分類して紹介します。
急性の傷害へのアイシング
痛みを抑え二次的損傷を防ぐアイシングは、捻挫や肉離れなど、急な怪我に有効です。ただし、傷害の程度が重い場合は、直ちに医療機関へ行き、専門医の適切な診断と治療を受けることが重要です。
スポーツ関連の急性傷害の主な部位と疾患・症状
慢性の傷害へのアイシング
スポーツマンの慢性の傷害は、同じ動作を繰り返すことによる炎症や、特定の部位の使いすぎによる損傷(オーバーユース症候群)が原因であることが多いです。
スポーツ関連の慢性傷害の主な部位と疾患・症状
具体的なアイシング方法については、いずれまた個々の部位・傷害別に紹介したいと思います。
参考:
・山本利春, 吉永孝徳 スポーツアイシング 大修館書店: 2011
・吉永孝徳 スポーツ・アイシング ナツメ社: 2002
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